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2006年9月21日 (木)

北朝鮮のミサイル(1)

 7月5日北朝鮮は午前3時32分から午前8時17分まで6発、やや間を置いて午後5時22分に7発目のミサイル発射実験をしました。発射順に番号で呼ぶことにします。多くの情報からの推測が「核兵器・核実験モニター」に整理されているのでそれを引用すると

順番  発射時間 飛行時間  飛行距離      種類

1  午前3:32   5分   500-510km    スカッドC

   午前4:04        600-620km     ノドン

3   午前4:59   2分   0.5-8.4km   テポドン2、テポドン3

4   午前7:13   5分  420-550km    スカッドC

5   午前7:31   5分  420-500km    スカッドC

6   午前8:17   7分  420-600km    新型X、スカッドER

7   午後5:22   7分  420-600km    新型X、スカッドER

3発目のテポドン型はムスダンリから発射されたが、ほかはすべてアンビョン(安辺)のキッテリョンから発射されています。落下地点(着弾というのは弾頭に爆弾を搭載していない以上故意に脅威をあおるもので使うべきでない。)は日本海の北端で、また飛行時間、飛行距離が短いのは高角度に発射して日本へのインパクトを避けたものと推測され、そのことは落下地点の船舶に警報が出されていた(この事実はなぜか報道されなかった。)事とあわせて考慮すべきではないか。もちろん政治的意図があることは明らかですが、同時に技術的な確認実験とミサイル輸出(イランなど)とのねらいがあったと想われます。少なくとも攻撃的意図を持った発射でなかったことは明白です。米国をはじめとして日本、韓国が発射間近だと待ち構えているのに攻撃目的のミサイルを発射する筈がありません。にもかかわらず安倍内閣官房長官や額賀防衛庁長官が敵基地攻撃論まで言い出し、マスコミや世論まで同調することの危険性にむしろ極めて脅威を感じます。

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